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災害支援活動派遣

 関信地区国立病院薬剤師会 各施設の詳細は、こちらのページからご覧下さい。

COVID-19対応で活躍する薬剤師
東京理科大学 2016年卒業
A . S
国立国際医療研究センター病院

1) 普段はどんな仕事をしていますか?
 当院では2020年2月よりCOVID-19病棟を設置し、患者さんの受け入れを開始しました。私は2021年4月より前任者から引き継ぎ、COVID-19病棟の専任薬剤師として病棟薬剤業務を行っています。個人防護具を着用し、持参薬鑑別や薬剤管理指導など患者さんとの直接のやりとりもしています。適切な感染対策を行うということ以外は、一般病棟と同様の業務を遂行しています。また感染制御チーム(ICT)や抗菌薬適正使用支援チーム(AST)の一員として感染症関連業務にも携わっています。

2) 職場の雰囲気は?
 COVID-19病棟では薬剤師が病棟常駐することで顔の見える関係が築けており、COVID-19治療薬だけでなく、様々な薬に関しての質問や対応が出来る環境になっています。また、医療スタッフがナースステーションに集まるため、多職種でディスカッションを行いながら、それぞれの専門性を活かしてCOVID-19の診療にあたっています。

3) 仕事のやりがいは?
 COVID-19病棟では、ウイルスの曝露を最小限に抑える目的から、原則として薬剤師1名で持参薬の確認を行います。そのため、持参薬を含めた常用薬の情報収集から入院中使用する薬剤との相互作用、退院時の処方内容まで薬剤師の意見を求められることが多く、やりがいと同時に大きな責任を感じています。また入院時は呼吸困難で苦しそうにしていた患者さんが笑顔で退院されるのを見届けられることが、仕事をする上で大きな励みになっています。

4) 今後の目標や夢は?
 COVID-19だけでなく、日々のICT/AST業務を通じて、予防・治療の両面で感染症診療の一助になりたいと考えています。

5) 薬剤師を目指す学生へのメッセージ
 薬剤師の活動の場は多岐にわたります。未知の感染症であったCOVID-19対応ひとつをとってみても、手探りで様々な取り組みがなされました。それぞれの興味のある分野の中で、薬剤師として何ができるのかを考えながら、一緒に頑張りましょう!

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