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久里浜医療センター

久里浜医療センター
所在地
神奈川県横須賀市野比5-3-1
薬剤部(科)ホームページ
https://kurihama.hosp.go.jp/hospital/section/pharmacy.html
病院概要
 当センターは横須賀市東部の海岸沿いに位置し、遠くに房総半島が望める。東京ドーム3個分の敷地には、蛍が生息する小川も流れる自然豊かな環境に立地している。精神科を中心に内科、消化器科等の治療の提供に加え、神奈川県認知症疾患治療センターとしての役割やネット、ゲーム、ギャンブル等の依存患者に対する診療を実施している。取分けアルコール依存症については、昭和38年に国立医療機関初の専門治療病棟を開設し、以来患者の自主性を尊重した治療法を全国に広めて行った。平成元年にはWHOより日本で唯一アルコール関連問題研究・研修センターとして指定を受け、臨床研究にも力を入れ数多くの発表や報告を行ってきた。依存症対策全国センターとしての側面もあり、様々な職種を対象に研修会を毎年主催している。令和3年10月に新病棟が完成し、敷地内に点在していた一般・精神(開放・閉鎖)病棟が新棟に集約され、翌令和4年6月からようやく電子カルテの運用開始となった。病棟としては、全国で2番目に開設された医療観察法病棟(心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律に基づく施設)が敷地内に2病棟(52床)存在する。
薬剤部概要
 規模の小さな精神科がメインの施設であるが、調剤、製剤、ワクチンの分注、薬剤管理指導等を少人数で複数の業務を担当し、チーム医療へも積極的に参画している。内服薬の使用量が圧倒的に多く、調剤の殆どは1包化が占めている。施設の特徴として採用医薬品には向精神薬、覚醒剤原料など規制医薬品が多い傾向にある。その他本人確認のため毎回身分証明書の提示を求めるADHD治療薬や、法的規制はないものの、重篤な副作用の回避のために調剤前に血液検査を行い、1次承認、2次承認を経て処方される治療抵抗性の統合失調症に対する非定型抗精神病薬(クロザピン)なども扱っている。入院中のアルコール依存症患者に対する治療プログラムは基礎・発展コース其々10コースあり、薬剤部も服薬指導とは別に他の職種と一緒に取組んでいる。また、退院後の復職支援を目的としたリワークプログラムにも参加している。
施設として長年依存症に関連した臨床研究に取り組んでおり、学会等への参加も積極的に後押ししてくれる。薬剤部も学会発表や、厚生科学研究の研究班に属している。在職中に精神科系の認定・専門薬剤師を目指すことも可能である。
研修施設(薬剤師関連)
なし
施設・薬剤部写真

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