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国立成育医療研究センター

国立成育医療研究センター
所在地
東京都世田谷区大蔵2-10-1
薬剤部(科)ホームページ
https://www.ncchd.go.jp/hospital/about/section/medicine/about.html
病院概要
 国立成育医療研究センターは、受精・妊娠に始まり、胎児期、新生児期、乳児期、学童期、思春期を経て次世代を育成する成人期へと至るライフサイクルに生じる疾患(成育疾患)に関する医療(成育医療)とこの研究を推進するために設立されました。成育医療の実践、研究の推進を通じ健全な次世代を育成することを理念としています。日本で最大の小児・周産期を専門とする国立高度専門医療研究センター(いわゆるナショナルセンター)となります。
 研究所、臨床研究センターを併設したARO(アカデミック臨床研究機関)を有する病院であり、高度先進医療を率先して行っています。当センターが重症、あるいは希少疾患の小児患者やハイリスク妊産婦にとって最後の砦となり、こうした方々の家庭に希望や笑顔が増えるような医療が提供できるよう、職員一丸となって尽力しています。
 当センターは東京都内の閑静な住宅地の一角にあります。近隣には砧公園があり、センター内敷地にも緑が溢れています。子どもたちが楽しく療養できるようなアメニティも充実しており、穏やかに集中して業務に励むことができる環境です。
薬剤部概要
 小児の薬物療法において「小児は大人の縮小版ではない」とよく言われます。薬物動態も違うし、そもそも小児用の製剤は少ないので、成人用の医薬品を加工して用いることも多いです。当薬剤部では、調剤、注射、無菌調製等の一般的なセントラル業務に加え、子どもたちの服薬に対する負担を軽減できるように、薬剤管理指導、病棟業務を通じてサポートしています。また、病院概要でも触れたように、薬剤部としても成育医療に関する研究を推進するために、小児用製剤や薬物動態に関する研究などを行っています。さらに研究などを通じて、成育医療の薬物療法に関連する政策提言なども行っています。
 一方、基礎疾患を有しながら、妊娠を希望する方も多く、医薬品の影響を心配する方もたくさんいらっしゃいます。我々は、薬剤管理指導、病棟業務を通じて、このような不安を抱える方でも安心して出産できるようにサポートも行っています。専門的にカウンセリングを行う部署である妊娠と薬情報センターにも関与しています。また、新しいエビデンスを構築するべく、疫学的調査も行っています。
 我々は小児医療、周産期医療の専門性を有する薬剤師として、上記のような患者さんのために日々精進しています。
研修施設(薬剤師関連)
日本病院薬剤師会(妊婦・授乳婦HIV)
日本臨床薬理学会認定薬剤師
小児薬物療法認定薬剤師
施設・薬剤部写真

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