国立療養所 栗生楽泉園
| 国立療養所 栗生楽泉園 |
| 所在地 |
| 群馬県吾妻郡草津町大字草津乙647 |
| 薬剤部(科)ホームページ |
| https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/hansen/kuriu/institution_001.html |
| 病院概要 |
| 国立療養所栗生楽泉園(以下、当園)は、群馬県の北西部に位置する吾妻郡草津町の中心部(湯畑)から約3km離れた東側の傾斜地のところにあり、全国2番目の国立ハンセン病療養所として昭和7年に開設され、本年で創立93周年を迎えた。 当園の病床数は395床、入所者は25名(令和7年11月現在)で、障害の程度により、一般舎、不自由者棟及び病棟に分かれて日々の生活を過ごしており、入所者の生活を支えている診療は、常勤医師4名(内科3名、眼科1名)と常勤歯科医師1名に加え、診療援助の非常勤医師(内科、心療内科、外科、整形外科、皮膚科)で対応している。もし専門的な検査や治療が必要な場合は、近隣の医療機関に協力を得て、委託診療を実施している。 現在、ハンセン病は治療方法が確立され、薬剤による早期治療により完治が可能となっている。実際に当園の入所者は既にハンセン病は治癒しており、治療薬を服用していない状態である。そうしたなかで、当園の基本方針のひとつである「入所者一人ひとりの意向を尊重した生活支援を実践します」のとおり、入所者に寄り添い、穏やかな生活が出来るように手助けをすることが当園の担っている役割である。 |
| 薬剤部概要 |
| 薬剤科の職員構成は薬剤科長、副薬剤科長及び薬剤師の計3名である。 薬剤科の主な業務は、調剤業務、注射薬の払出し、配薬、服薬指導、薬務(医薬品の発注や在庫管理など)、医薬品情報の発信と管理及びチーム医療として各種ラウンド(ICT・NST・褥瘡)への参加などである。 ここ数年は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、薬剤師と入所者との直接的な関わりが少なかったが、令和4年10月から看護部門の協力もあり、一般舎の入所者を対象に服薬指導を再開した。また令和7年4月からは範囲を拡大し、病棟の入所者に対しても服薬指導を開始し安心安全な医療の提供に取り組んでいる。その結果、最近では治療開始前に医師からの相談が増え、入所者の高齢化による腎機能低下にあった投与量の提案や必要な薬の提案をする仕組みが確立してきている。 多職種で構成される支援の会(ハンセン病後遺症及び高齢化による心身の機能低下があっても入所者が自身の生を有意義で尊厳あるものとし、入所者が自身の人生観や価値観に沿った生活並びに受けたい医療やケアが選択でき、安全にその人らしく生きることができるよう、一人ひとりの意志を尊重した生活支援体制を構築するための会)の一員として入所者の望みを薬剤師の視点から支えている。また、その活動の一部として、入所者に向けての園内行事やレクリエーションが多数企画され日常生活の中に楽しみを提供し、笑顔の時間を共有している。これらの取り組みを尊重し、今後も薬に関することだけでなく入所者一人ひとりに寄り添いサポートを行っていく。 |
| 研修施設(薬剤師関連) |
| なし |
| 施設・薬剤部写真 |





