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会長挨拶

 

 この度、第34回総会において関信地区国立病院薬剤師会(以下、薬剤師会)の会長を拝命いたしました信州上田医療センターの阿部でございます。微力ながら、会員の皆様とともに、薬剤師会の更なる発展のため尽力していきたいと考えております。

 当薬剤師会は、関東甲信越の国立病院機構に属する病院、国立高度専門医療研究センターに属する病院、国立健康危機管理研究機構に属する病院および国立ハンセン病療養所等に勤務する薬剤師を中心に構成され、その会員数は750名を超えております。

 当薬剤師会の主な活動としましては、会員のスキルアップおよび情報交換の場を提供することとなります。総会において承認をされた計画をもとに、例会のような全世代向けの研修会や、新任薬剤師研修会や薬剤部科管理者研修会のようなポジション別の研修、スキルアップ研修会や臨床研究推進研修会のような特定の目標を踏まえた研修など多岐にわたる研修機会を提供しています。また会員発表優秀賞、優秀論文表彰、プレアボイド優良事例の公開、共同研究助成金制度など会員の日々の成果に対して表彰をするとともに活動のサポートも行っています。これらの活動には、会員の中から約60名が役員として参加し、総務部、財政部、教育研修部、広報部、薬剤業務委員会といった各セクションで会の運営に協力をいただいております。役員の皆様の協力の下で開催される事業は、研鑽の場というだけでなく、他施設の状況や薬事や医療に関する情勢を知ることができる貴重な機会でもありますので、是非とも積極的な参加をお願いいたします。

 COVID-19感染症の世界的な流行により一時的に停滞した薬剤師会の活動ですが、オンラインツールを利用するなどのこの数年間の様々な取り組みにより、ほぼコロナ禍前の状況に戻すことができました。しかしながら、それと同時に希薄になってしまったものもあると感じています。それは、この薬剤師会の強みともいえる会員同士の繋がりです。繋がりは必ずしも直接の対面だけではありません。多くの会員が様々な場面で繋がり、そのネットワークを活かして活躍する会であり、それが本会の強みであると認識しています。

近年、薬剤師を取り巻く医療の環境は大きく変化しています。診療報酬改定による新たな薬剤師業務の拡大、タスクシフト/シェアや医療DXの進展など、個人では解決に難渋するようなことも多くあるなかで、グループの強みを活かして新たな解決、情報発信をできるような、繋がりを強く意識できるような会にしたいと考えています。

 会員の皆様が満足されるよう、執行部一丸となり会運営をすすめてまいりますので、是非とも薬剤師会の発展のためにご支援、ご助言をいただけますようよろしくお願い申し上げます。

関信地区国立病院薬剤師会
会長 阿部 直樹

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